三菱UFJリースの20年3月期決算は?│増収増益で21期連続の増配を達成!

三菱UFJリース(”MUL”)が20年3月期の決算発表をしました。

(高配当株として有名で、私もホルダーです。)

三菱UFJリースと三菱商事

総合商社と大手リース会社は、メガソーラー、航空機リースなどの分野では競合もしくは共同パートナーとなっており、商社関係者もリース会社の決算には注目しています。

なお、三菱商事が三菱UFJリースの株式を20%を保有しており、その名の通り三菱グループとの関係が強いです。

 

三菱UFJリースの20年3月期決算

決算ハイライト
・20年3月期は、売上高9237億円、当期利益707億円と前期比で増収増益
・配当も25円(対前年+1.5円)と21期連続増配。配当性向は30%維持。
・21年3月期は、当期利益350億~400億を想定。配当は未定。

三菱UFJリース│20年3月期決算

 

三菱UFJリース│部門別収益

以下が部門別の事業収益です。三菱UFJリースでは7つのオペレーティングセグメントがある中で、全てのセグメントにおいて対前期から増益となっている。

特に、国内外カスタマー事業、航空事業、不動産事業の増益が顕著。

 

 国内外カスタマー事業

MUFLの中核事業である。

国内外の顧客に向けて、リース・ファイナンス、レンタル、オートリース・ファイナンス、中古機械の販売・売買などを行っている。

 

 

不動産事業

次いで収益が大きいのが不動産事業で、不動産のリースや流動化、不動産再生投資などを行っている。

三菱UFJリース│不動産

 

航空

航空機や航空機エンジンのリースや、パーツアウト事業などを行っている。

三菱UFJリース│航空

 

丸紅が米国の航空機リース会社(Aircastle)で減損を出したのとは対照的に、MULは航空機リース事業でも増益になっていますね。

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