豊田通商の化学品部門の取組を見てみます。
豊田通商│化学品部門の収益
豊田通商が発表した20/3期決算のセグメント別当期利益実績によると、化学品エレクトロニクス部門の利益は227億円。
豊田通商の化学品・エレクトロニクスセグメント
豊田通商の化学品・エレクトロニクス本部は、①自動車材料、②化学品、③エレクトロニクスの3分野が一体となり、シナジーを創出しながら事業を展開している。
主要取扱商品・サービスとして、自動車用構成部品、半導体・電子部品、モジュール製品、自動車用組込みソフト、ネットワーク構築・保守・運用・ヘルプデスク、情報通信機器、海外ITインフラ輸出、パソコン・周辺機器および各種ソフトウェア、ITS(インテリジェント トランスポート システムズ)機器、合成樹脂、ゴム、電池・電子材料、精密無機化学品、油脂化学品、添加剤、医薬品および医薬品原料 などを扱っている。
分野別の取り組み
「自動車材料分野」
自動車材料分野では、自動車用の樹脂・ゴムなどの製造・販売に加えて、車載電池向けなどの部材・部品の供給をグローバルネットワークを通じて展開している。
原材料の調達、コンパウンド、在庫・物流、部品加工まで一貫した機能のグローバル展開が強み。
「化学品分野」
化学品分野では、一般消費財に使用される洗剤原料、衛生材料、包装材料など、幅広い分野の化学製品を取り扱い、アジアにおける強力な販売ネットワークを生かしてビジネスのさらなる拡大を目指す。また重要な資源の一つであるヨードの生産・販売もグローバルに展開しており、化合物製造販売等、バリューチェーンの強化にも積極的に取り組んでいる。
エレクトロニクス分野では、日本最大の電子デバイス商社グループとして、自動車や産業機器などに組み込まれるエレクトロニクス部品やソフトウェアを幅広く取り扱っています。
「エレクトロニクス分野」
エレクトロニクス分野では、日本最大の電子デバイス商社グループとして、自動車や産業機器などに組み込まれるエレクトロニクス部品やソフトウェアを幅広く取り扱う。